805号室、エレベーターなし

何を選んでもそれは進化

 

目を開けるとそこは
一面真っ白の不思議な空間だった。


右手を伸ばすと、
フワッとしたものに触れ
左手を伸ばしても、
フワッとしたものに触れた。


少しだけ息がしづらいけど心地よい空間に
しばらく横たわった。
頭の中でシロフォン
グロッケンシュピールの音が鳴り響いた。

 

 

は!!!!!!!

 

朝だ!!!!!!

 

頭までかぶっていた真っ白な毛布を跳ね除けて
iPhoneのアラームを止めたのは

 

 

 

大阪府在住25歳女

 

 

 

わたしです(挙手)